歯科 レーザー治療

レーザー治療

山下歯科医院では、むし歯、歯周病、審美治療のほか、予防目的でもレーザーを使用しています。むし歯治療では、レーザーを使用することにより、なるべく削らない治療を心がけています。
※レーザー治療は基本的には自費診療となります。一部保険適用されますが、虫歯治療と歯周病の歯石除去というのが条件なのでご注意ください。

レーザー治療が有効なケース

レーザー治療が有効なケース

(Nd:YAG)プラズマレーザー

(Nd:YAG)プラズマレーザーを照射した歯は、歯が溶けにくくなり、強い歯になります。

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症例(術前/術後)

(Nd:YAG)プラズマレーザーは、初期症状のカリエスであれば削らずに再石灰化を促すことができます。何もせずに放置すればカリエスが進み、いずれは歯を削らなければなりません。プラズマレーザーで処置することによって、6才臼歯が救われました。

患者:Y.N. M 6Y
治療スタートから3週間で3回照射後です。

CO2レーザー・超音波スケーラーによる治療

スケーリング・ルートプレーニングは超音波スケーラーで行い、その後、鋭匙型スケーラーを使ってルートプレーニングを行うのが一般的です。
山下歯科医院では、口蓋側などの厚い歯肉に5mm以上の深いポケットが存在する場合、まずCO2レーザーと(Nd:YAG)プラズマレーザーで歯周ポケット内を掻爬します。その後、超音波スケーラーにてスケーリングすることをお勧めしています。

レーザー治療のメリット

  • 比較的出血が少ない
  • 疼痛の発現が少ない
  • 治癒が早くなる傾向がある
  • 緑下歯石に反応し、除去が容易になる

症例

53歳の女性は、歯肉からの出血を主訴に来院。上あご右側中切歯と側切歯の口蓋側の歯周ポケットは4~7mmの範囲でした。(Step1,2)

浸潤麻酔後、口蓋側歯周ポケット内へ、スーパーパステルE-27モード、7~8WにてCO2レーザーを照射。その後、超音波スケーラーで緑下歯石の除去、洗浄綿球で清掃しました。(Step3,4)

審美性を考慮してレーザーを使用。パックの必要性もなく、術後の疼痛と出血もほとんどありません。(Step5,6-術後)

むし歯治療

症例1:10才 F 

症例2:23才 F

症例3:6才 M

CO2レーザーによるむし歯治療のメリットは、歯を削る量を少なくできることです。症例写真からお分かりいただけるように、むし歯になっているところがレーザーに反応して黒くなります(炭化)その部分のみを超音波スケーラーにて除去して最小限の治療が可能になります。処置は1回で完了します。

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